クーの毎日

犬を預かる

東京から帰ってきた翌日の14日か23日までの10日間、保護犬を預かりました。
保健所から引き出し、ナイチのボランティアに空輸するまでの、短い間だけ、犬を預かるボランティアです。
これで犬の命の手助けになるのならば、「一度、やってみるか」という、比較的軽い気持ちでした。

といっても、ウチには5匹の群れがいる。倉庫ならば飼えます。それでよければ。

★ 準備

まずは、倉庫の片付け。いらないものを大量に捨て、乗れなくなったダンナの自転車を人に貸し…この際なので、けっこう大掃除大移動を行いました。
よしっ!
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…ってところで、にわかに不安になったのは「感染症」。
今、宮古島ではバルボウィルスがとても流行っているらしい。人のノロウィルスのようなものだそうだが、ウチには年寄もいるので、移ると全員やられる。これもこの際!で、前々回のワクチン接種となったわけです。

いよいよ預かりが決まり、ボランティアの方にアドバイスをもらって、いろいろ準備。
心配の感染症については、とにかく消毒、とのこと。
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ハイターを薄めたスプレー、犬の世話をする場所用のスリッパ、犬を世話するとき用のエプロン、使い捨て手袋。
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倉庫の中に、いらないビニル敷物を敷き、新聞、シートを敷き詰めました。オシッコがはねることを想定し、横にはビニルシートを。柵は以前、友人が子犬を預かるために作ったもの。私作。簡単に分解組み立てができます。
あとは繋いでおくもの。
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「逃走防止」も重要だと聞きました。とにかく好き勝手に走り回っていた子です。逃げようとするらしい。
チェーンと首輪、迷子札は自作。チェーンは2本必要と聞いて、これより太いものをもう1本購入。
150~200円/m x長めの4m + カラビナ150円x4つ 程度。首輪はちょっと可愛いヤツで800円ほど。あとは100円ショップ。
食器やシーツやフードは、ウチの子用でたくさんある。
さあ、これで、準備完了。

★ 来ました!

14日の午後、その子は来ました。仮称チャミー。
この日、保健所から出て、獣医さんにバルボウィルスのチェックとワクチンをうけてきました。
健康状態も良好。
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推定1歳の女の子。10kg程度の中型犬。毛並みもキレイで、スタイルもいい。
とても人懐っこい。怖がることもなく、尻尾をブンブンふっています。
「よ、よろしく」。
大きい…。ダックスを見慣れている私には、大きい。
最初の感想は、「少し怖い」。
なんでしょう?うまく言えないけど。「飼い犬じゃない」と思うからでしょうか。感染症を怖がりすぎたからでしょうか。
なでてはいても、「大丈夫?」という不安がある。何を考えているか、わからない、と思ってしまう。

最初は「距離感」でした。

★ 大変!

夕ご飯をガツガツ食べ、相変わらず可愛く愛想をふりまくチャミー。
一緒に居る時には、鎖でつないで外で。居ない時には倉庫の中のお部屋で過ごしてもらうことにしました。
倉庫の中のお部屋でも、念のため鎖でつないでおいてください、とボランティアの方のアドバイス。

中にいれて、しばらくして行ってみると…。
?! テーブルの上に乗っています!
テーブルの上のモノはぐちゃぐちゃ。
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いかん!テーブルの横には窓があって、換気のため少し開けています。鍵がかかっていない。ここから跳び出したら首をつっちゃう!
あわててしめる。
うーん。鎖が長すぎたか…。
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鎖を少し短めにしました。
「ね、ここで寝るの。わかった?」 見ているときはおとなしい。

そして、翌日…。
あちゃー。けっこうなことに…。
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本人は柵の外にいたようです。全ては細かくビリビリになっており、落とせるものは落とし、倒せるものは全て倒し…。
エプロンをつけスリッパをはき替え、手袋をして掃除。まめに消毒。これが毎日続くのか?…
う~ん。
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中は嫌ですか?「…」 外にいるとこんなに静かなのに…。
家の中が嫌なのか、繫がれていることも嫌なのか…。
翌日の朝も同じ。無理やり柵の外に出て、外でウンチをしていた。
少し気がまぎれるかと、小さいガムをあげてみる。喜んで食べる。一瞬でなくなる…。

帰宅して倉庫の中に居るチャミーの様子を見に行くと、なぜか机の上から飛び降りてきた。「?!なぜ?鎖は?」
首輪をつかんでみると、鎖がぶっつり切れている…。あらー。
倉庫の中は細い方の鎖にしていた。

困った…。屋根付きの柵に入れておかなければいけないか。倉庫を改造しなくちゃいけないか…。
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一緒にいると、だんだん慣れてきているのがわかる。私が来るのを待っている。一緒にいると落ち着いている。
でもやっぱり、閉じ込められたり繫がれたりするのが、我慢できないのか?逃げたいのか?

とりあえず、柵を撤去。考え方を改めた。
「チャミーを囲うのは無理。いたずらされないよう、周りを囲う」作戦。
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倉庫の床全体にビニールシートや敷物を広げ、新聞とシートを敷き詰めた。広さは2倍。
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机の上も「どうぞ乗ってください」と、ビニールをひき、窓はつっかえ棒でロックし少し開けておくことに。
どうぞ、ご自由に。

これが良かった。
翌日の朝は、乱れ無し!
で、やっと気がついた。手前付近のシートがぐちゃぐちゃと丸められている。その中にウンチやオシッコをしたシート。
その反対側で寝ていたようだ。
「そうか、これが嫌だったんだ」
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あなた、キレイ好きだったのね。
ウンチやオシッコは黴菌の巣。外で自由にしていた犬は、自分が寝る場所の近くではしない。柵の中は狭すぎたのね。

これで一安心。と思ったら…翌日、朝から食欲がない。夜ご飯も全く食べない。そして…とうとう…吐いた。
吐いた中身をみると、半分消化したフードとおやつにあげたガム。変なものは食べてないし、粘液なども無し。
食べすぎか?
あまりよく食べるので、とりあえず量りもせずに多めの目分量をあげていた。
まあ、緊張してキツイ首輪などを初めてされて、ストレスもあったかもな。
でも、まさか…感染症?!

とにかく明日のウンチだ。
心配で眠れず、何度も様子を見に行く。旦那に怒られる。私が眠れない一夜を明かす。

翌日、ウンチ大丈夫でしたー! 
しかし、野犬だった子のウンチをしげしげと観察し、喜ぶことになるとは。
食欲も復活。
そしてもうひとつ、目の前でぐうぐう寝はじめた。
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寝られなかったの?疲れたのかな?まだまだ子供っぽい横顔。
そうだよね、まだ1歳そこらなのに、いろんなことがあったものね。不安と興奮でハイテンションになってたのね。
疲れたのね。

そして、この日から、チャミーは落ち着いた。

★ 楽しい日々

さらに太い鎖と胴輪を買ってきた。ちょっとこの子には可愛そうなぐらいの鎖だけど、念のためね。
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この日は暑くなった。部屋の中は湿度も高い。ずっと入れておくには心配なので、基本、外に出ていてもらうことにする。
太い鎖の1か所を首輪に、もう1か所を胴輪に。さらに反対側も2か所カラビナで留める。
これでさすがに大丈夫だろう。

私がいなくなると、ちょっと鼻を鳴らすけれど、鳴くことはない。
朝、部屋を開けても飛び出してはこず、ゆっくり起きてくる。やっと落ち着いたね。
落ち着かないのは、私の方。今度は顔が見たくて何度も倉庫へ。

5日目になると、リズムができてきた。
朝、ウチのワンコの世話をして、7時30頃にこの子の部屋をあける。外に繋いで、部屋の中を片付け、消毒し空気を入れ替える。
散歩に連れていく。
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1本を首輪に、1本を胴輪につないで。
でも、その必要もないほど、まったくひっぱらない。
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ときどき立ち止まって、風の匂いを確かめる。
犬が居ても鳴いたり走っていこうとしない。おいで、というと一緒に歩く。
毎日、だいたい同じところでウンチをする。
人に会うと、尻尾を振って挨拶する。
なんて!賢い良い子なんだ! うちのやつらとは大違いだ!と、思う。

散歩から帰ってご飯をあげる。今度はしっかり量って。健康状態も良好。ちゃんとオスワリする。
外出の時の時は倉庫の中にはいっていてもらって、帰ってきたら外に出して、少し遊ぶ。
夜は倉庫の中でお休み。

ここが私とチャミーのくつろぎスペースとなった。
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なにかといえば、ここにきて、遊ぶ。私がね。
椅子に座って、本を読んだり、オスワリやマテを覚えさせたり、話したり、お茶を飲んだり。

本当に頭のいい子で、すぐにオスワリを覚えた。
 キャプチャ 
オスワリの様子はコチラから
マテ、も半分ぐらいできるようになった。

最初、愛想を振りまいていた子は、すっかりおちついて、足元で寝るようになった。
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鳥の声、そよ風、時々は雨音。迷い込んでくる虫たち。
ほんのときたま、猫が来て緊張が走るぐらい。
穏やかで落ち着いた1日が過ぎていく。吠えることもなく、逃げ出そうともせず。
もう、ここが私のお家、とでも思っているよう。
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夕暮れのひととき、ホタルが飛んできた。「ほら、ホタルだよ」って一緒に見た。

こんなこともあった。
帰ってきて倉庫をあけたら、ブーン!って変な音がなっている。
暑いので点けっぱなしにした扇風機を台から落として壊してしまったらしい。
怖かったらしく、隅で固まっていた。
私が「怖かったね、大丈夫だよ」と入って行ったら、しがみついてきた。(笑)

寝ていても、「おいで」というと起きてきて、膝の上に頭をすりつけて甘える。

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甘え上手。かわいくてしょうがない。

1週間が過ぎた頃、畑の車が入ってきた。と、突然「わんっ!」と吠えた。
やばい!ウチの子が庭に出ている。気付かれる!
さすがにチャーは気付いた。
「ね、なんかいるよ!」…ふーん。「犬だよ!犬がいるってば!!」…気のせいです。
うぎゃぁ~!庭に出すと、いちもくさんに駐車場の方に走って行くようになっちゃった。

どうする?気付かれたよ、愛人。
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「奥さんにして」
う~~~~ん。放したくない!!
この子がいなくなる日のことを考えると、目がウルウルしてしまう。

★ 旅立ち

でも、その日はあっと言う間に来るのです。
ちょうどトライアスロンで島中が盛り上がっていた日、チャミーは新しい幸せに向かって旅立ちました。
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音が怖いチャミー、飛行機、がんばってね!
向こうについたら、オスワリ、見せてあげるんだよ。
お腹空いたね、ついたらご飯、がっついて食べすぎないようにね。

帰ってきたら、チャミーの鎖と食器がありました。
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やっぱり泣きました。

★ 体験してみて

預かりボランティアは、最初に軽く考えていたより、ちょっと大変で、想像していた何倍も何倍も、幸せな体験でした。
あの子の頭の重さ、見上げる目、一緒にすごした駐車場の風景、あの毛の感じ…
今も、忘れられません。
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島で産まれて、サトウキビの中を走り回って、むつ草に群れるちょうちょをおっかけていたこの子は、遠い関東の町で幸せになります。
ほんの10日間、ここにいたこと、覚えているかなぁ。

いかん、また、泣きそうになってきた。

家にはまだ、5匹の犬がいる。
さあ、がんばって、あいつらをシャンプーしよ!



素晴らしい体験をさせていただいて、アドバイスをいろいろしてくれたボランティアの方々、ありがとうございました。
チャミーは本当にいい子でした。

預かりボランティアは、チャミーのように人懐っこい子ばかりではないかもしれません。
虫や感染症をもっている子もいるかもしれません。
夜鳴きをして近所の迷惑になる可能性もあります。
ボランティアの方と、十分に相談して、アドバイスを受けてください。
でも、もし、できる環境があるのならば、ぜひ、考えてみてください。
犬にとっての幸せだけじゃなく、預かる自分にとって、こんなに幸せな体験でもあります。


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  1. 2017/04/24(月) 10:46:55|
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東京!桜!

「どっか行くの?」
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東京。「とうきようって、遠いの?」
遠いよ。「あざぶじうばんの病院より遠い?」
もっともっと遠いよ。「ふーん。じゃあ、晩ごはんまで帰ってこないね」
いーえ、晩ごはんにも帰ってきません。ちゃんとオジちゃんの言うことを、聞くのよ。いいわね。
行ってきます。
★ 東京だ!

急に東京へ。2泊3日。
何を着ていけばいいのか、まったくわかんない。とりあえず薄手のニットの上下にスカーフ。夏でもOKなやつ。
羽田に着いたら、寒すぎて、急いで持ってきた半袖ダウンを着る。しかも雨。しかも傘なし。

渋谷だ! 帰ってきたわ。…というべきか? 渋谷を離れてもう12年。…12年っ?!
「久しぶりに来た」と言うべきなんだろうけど、やっぱり気持ちは「帰ってきた」。
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しかし、雨。寒い。しかも傘もない。島なら濡れてもいいけれど、ここではちょっと困る。
タクシーで表参道の友達の事務所へ。
桜ばかりが目につく。

夜、新宿へ。
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雨にぬれた飲み屋街。今ではビデオ「深夜食堂」のオープニングで見るだけ。ちょっと胸がキュンとする。
小さな店のカウンターバーの奥の、深い階段を下りていく。「何年ぶりかなぁ!」の声。
活字仕事の友人たちとウィスキーを飲む。飲めるかなぁ…?島では年に2,3回しか飲まない。
でも、飲めた。
ぐいぐい飲めた。美味しかった。気がつくとロックダブルで4杯。でもまだほろ酔い。
東京に行くと、体も思い出すらしい。

「もういっけん、いろうよぉ。」とベロベロの友人。そう、ベロベロの人に限って、次に行きたがる。
ゴールデン街へ。
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深夜の花園神社の桜。あやしく美しい。
むかしむかし、私が30才そこそこで、やっと仕事を覚え始めた頃。一丁前に通った。もちろんベロベロに酔った深夜。
深夜2時。もう真直ぐ歩けなくなった友人をタクシーに押し込み、ホテルへ。
いろんなことを思い出して、胸がいっぱいになる。少し泣きそうになる。
島のエビ取りの夜、ゴールデン街の夜、いずれが、夢かうつつか幻か。
このままタクシーで代々木公園の家に帰ったら、またあの暮らしが続いているような気がした夜でした。

ホテルは青山三丁目。晴れ。
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しかし外国人だらけだ。こんなに外国人が多かったっけ?ホテル客で日本人は私だけだった。
このビルばかりの街の風景が、ほっとする。けっこう好き。

遅めの朝食は、友達と原宿のカフェで。
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この店、休みの日には、代々木公園を散歩した後、ダンナとクーとよく来た店。中庭には犬が入れる。
小さくて若くて可愛くて、溺愛されていたころのクー。今は15歳のジィジィ。
時がたったのねぇ。

そのまま、代々木公園へ。
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桜!!!桜!!!桜!!!
念願の桜! ありがとう、散らずにいてくれて。
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満開を過ぎた桜は、吹雪となって青い空に舞っていました。
…ほぅ…とため息。
これが見たかった。この吹雪の下に立ちたかったの。
また、ちょっと泣きそうになりました。

お昼は代々木公園の昔なじみのカフェへ。そのあとティオブロマでチョコレートドリンクでゆっくり。
同級生とのおしゃべりは、止まることなく続く。

表参道
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一人前になってから、仕事場は表参道~246沿いが多かった。紀伊国屋にもよく買いものに来た。
東京で一番好きな街です。

この日はあまりに不思議すぎる赤坂の韓国エステに行き、そこで一泊。1泊3000円。
お風呂から外階段を上がると、狭い部屋に10個ほど小さな布団が敷かれている。アコーディオンカーテンの裏にはベッドが一つおかれ、足元には犬の食器が。誰か…住んでる?…怖
不思議すぎるディープすぎる。もちろん店員さんは全て片言の日本語ばかり。
日本の裏の洞窟を覗いた気がした夜でした。

翌日は昼に羽田発。
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中に犬はいません。ワンコ・ボランティアのお使いで、友人が寄付してくれるクレートを島まで運ぶ。
いわゆる「バゲージ・ボランティア」ですね。
宮古島が好きで犬が好きで、とてつもなく優しいいいヤツが、忙しい合間を縫って、こんなに大きくてキレイなクレートを寄付するために、空港まで持ってきてくれました。
嬉しいねぇ。大声で言いたいです。
あ、り、が、とぅっ!!!

さらに那覇でボランティア団体の人から、中クレートを二つとケージを2つ、その他もろもろを受け取って、島に帰りました。

泣きそうになってばかりの2泊3日でした。



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  1. 2017/04/15(土) 14:14:14|
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犬のこと

ナイチでは桜満開。
庭に満開のシャリン梅を見ながら、「桜、見たいなぁ」と思うのです。
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花はさくら。さくらはそめいよしの。
空をそめ、川をそめる、桜を。見たいなぁ、と思う。
遠い昔。東京に出た私に言った母の言葉。「通りの桜が満開だよ。帰っておいで」
この頃だけは、ホームシックにかかるのです。



宮古島では海びらき。いよいよ観光シーズンが始まります。
中国からの大型客船も続々入港を始めました。
ある夕刻、なにげなく窓の外を見ると…な、な、なに?!
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巨大なビルにイルミネーション?!なんて大きな客船。その横に「Ilove Miyako」の文字がイルミネーションで光る。
うぁあ、キレイだわ。
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夜になると、さながら香港。
それにしても大きい。それにしても大迫力。
14階建て3000人を収容できる客船だそうです。
おどろいた。



誘われて、Satokoさんのライブに行きました。
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場所は「虎猫」。ランチとワインの美味しい店です。
お友達はワインの専門家。さすがに美味しい。
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ライブはSatokoさん。大阪の方。ボサノバが主なのですが、私は彼女の「宮古の風」が大好きです。
ラジオでかかっていて、ネットで調べました。
神が下りてきた1曲だわ。
ぜひ、聞いて欲しいです。
たまに飲んだ美味しいワイン、グラス3杯で、すっかりご機嫌になって帰った私でした。
「みやこ~のそ~ら~に♪」と歌いながら。



天気がいいので、伊良部に行きました。ちょうどワンコ・ボランティアの用事で、伊良部の郵便局に行かなくちゃ、と思っていたので。
で、ついでに、初めてのお店でちょいとランチ。
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COMO
なかなかの景色です。なかなかのオシャレ度です。
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野菜の前菜に、イモのスープ。この紫イモのスープ、絶品でしたわ。出汁のゼリーがとてもいい。
和風の出汁で、重くなりがちのイモスープが、あっさりとコクがあって甘い。美味しゅうございました。
メインは少し少なかったかな。
男性には(食いしん坊の私にも)、ちょっと足りなかったかも。
景色と味、高評価です。



実は、ワンコのボランティアに参加はじめてます。
1月から活動を始められた、保護犬レスキューの方々のお手伝いです。
「何か、始めようかな…」は、やっぱり一番身近な犬のことになりそうです。

神奈川では殺処分がゼロになり、全国的にすごい勢いで「殺処分ゼロ」を目指す活動が活発になっているのは聞いていました。
宮古島は、とても殺処分が多い。
昨年は、東京の30倍。5万人程度の島の年間数が、東京全体の数の、30倍!!!とんでもない。
その宮古島の保護犬たちを、全国のボランティア団体が連携して助けてくださっている。
その要となって、フル回転している若いボランティアのひとたちがいました。
おばさんも「やらなくちゃ!」。はりきっちゃうでしょ。
まあ、迷い犬のポスター作って貼ったりするぐらいなんですが。

「預かりボランティア」っていのがあるのね。ご存知でしたか?私は知らなかった。
保健所に収容される期間は短い。その間に里親は決まらない。人にだって慣れてない子もいる。
というので、まずはしばらく「一時預かり」をしてもらう。
預かってもらっているうちに、体調も整え、人にも馴れ。ゆっくり里親を探す。
感染症などもあるので、10日間ぐらいは宮古島で、様子を見てから、ナイチの預かりさんへ送る。
その預かりを、私もトライしようと、思いました。
受け入れのため、倉庫を片付け、準備万端!したところで、ハタと感染症が怖くなった。

この際、ウチの子たちにもワクチンを受けさせておくか、と獣医さんに連れて行きました。

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後ろの座席を倒してフラットにした車内は、あいかわらずバタバタと犬臭い。4匹は外。鬼はウチ、じゃなかったチャーはケージ。
ヒメ、何を吠えている。静かになさい。
なんとか無事にワクチンを終えました。



ワンコ・ボランティアで、保護犬の写真を見ていると、なんだか、ウチの子もさらに愛おしく感じられます。
いつもは寄ってくるヒメ、チャー、ダイに、ついつい目がいくのですが、弱っちいソラやクーがいとおしく。
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よく似たふたり。右がパパ。左が息子、ソラ。
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ソラくん、定位置はここ。クレート(かご)から、手だけをだしたカタツムリのポーズ。
怖がりで怖がりで、何かあったら、すぐにお部屋の奥に逃げ込めるように。
逃げ込んだら、逆さにしないと出て来ない。お部屋に入れないとお腹を壊す。
ここは産まれた場所。安心の場所。
それにしても…どうしてこんな怖がりになったのかしら…。

パパもお腹をすぐ壊す。
ワクチンのせいではないのだけれど、ちょっとお腹がゆるくて、ほんのちょっと食欲がない。
愛しいおじいちゃんのクー。ついつい過保護に獣医さんへ。
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久しぶりで3人ドライブ。お外を見るのも久しぶりね。
ほとんど見えてないけれど、耳もほとんど聞こえないけど、鼻は現役。外の匂いが楽しいのね。
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今年、15歳になる。ハンサムでやさしくて甘えたの、クーすけジィジィ。
お腹はたいしたことなかった。
長生きしてね。いつまでも私たちの可愛い息子でいてね。

病院で会った島のおばぁと島のワンコ。
「散歩に行かなくちゃ、と思ってね、きつくても毎日行くさぁ」
嬉しいねぇ。幸せだねぇ。
そう、「島の犬の飼い方は!」ではないんだよね。可愛がる人は可愛がる。
島の犬だって、駒沢公園あたりのどんな金持ちの犬だって、「楽しい」や「怖い」や「嬉しい」や「痛い」は同じ。
幸せにね、島のワンコ。



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  1. 2017/04/10(月) 01:05:11|
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春が来る

春が来るようです。
宮古島ではもう「浜下り」。神聖な女性たちが海にはいって神様に許可を得たら、海びらき!みんな、海におりて貝や海藻を拾います。沖縄では潮干狩りはこの時期です。

ナイチでは桜の便りが…。あの桜が恋しいなぁ。と、この時期ばかりは少しホームシックに。
そんな折、お友達から神戸の春の便りが届きました。
いかなごの佃煮。「釘煮」。お二人から頂きました。
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年々獲れなくなってきているのでしょうか、今年はとくに不漁で高いそうです。
それを買い求め、時間をかけて煮て、包んで送ってくれる。嬉しいです。
いかなごの釘煮は、大好きだった母のことや、ダンナが釘煮を煮てくれた神戸の台所や、桜の花や…いろんなことを思い出すちょっと切ない味です。

春が来ると終わるもの。
エビ取り。
夜の潮の引きが少なくなって、エビが取りにくくなるため、そろそろ終了。
お友達に冷凍庫で眠るエビを持ってきていただき、獲ったエビを食べつくす「エビづくし」料理を作りました。
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前菜。エビでないのも。右から海老豆。左皿の左にエビの南蛮漬け。真ん中は冷凍卵ととろろ昆布、右にベーコンとクリームチーズとプルーンのミルフィーユ。
この後、エビの頭と殻のみで作ったエビ団子のあんかけ汁。
エビのかき揚げ、エビご飯と続きます。(写真とるの忘れてます)
今回は、いつも捨てるエビの頭や頭の殻も、フードプロセッサーし、ザルで漉し片栗粉を混ぜて焼いて団子に。さらに、ザルに残ったガラは、フライパンで炒り、すり鉢ですって、香りの強いフリカケにしました。
宮古島の海で泳いでいたエビは、全て食べつくし、成仏。
来年のシーズン、またよろしくお願いします。
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デザートは小松庵の練りきり。さくら餡。かわいいかわいい。しかも桜ほんのりで美味しい。

暖かい日、というより「暑い日」は、もう半袖Tシャツで良し。そんな日は、外で食べたくなる。
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パイナガマビーチで、お弁当。
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RICCOのジェラート。(そういえば門前仲町にお店を出したとか!)
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庭でもアイス。
クーがめずらしく立ってせがんでいます。だめだよぉ、やっとお腹が直ってきたところなんだから。
でも、可愛いので、ちょっとだけね。少しはしゃぐクーがうれしい。

春、新しい命が産まれています。
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荷川取牧場の子ヤギ。この日の朝、生まれました。
かわいい。可愛すぎる。なんという愛らしさなんでしょう。チワワほどの大きさで、まだヨチヨチ歩き、というかピコピコ歩き。
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ママと一緒の映像があります。コチラから。

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春の夕暮れの牧場は、平和な一幅の絵のようでした。


また、工作をしました。もちろん、やらなくちゃいけないことをホッタラカシにしてです。
同窓会の会計報告、出さなくちゃいけないんだよねぇ、でも。
試験前に小説を読み始めたタイプです。

勝手口横の棚。台所用のゴミ袋等々を入れています。
移住時にあったカーテンでとりあえず隠したまま6年以上。カーテンも薄汚れ、気になっていました。 
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よし。扉をつけよう。まずはメイクマンで寸法の木をカットし、晴れた日にペンキを塗っておく。
その間に、中の整理だ。
33_201703310816534f6.jpg 
予想どおり、いらないものがどっさり。
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手前から取り出しやすいよう、全てこの向き開きに。
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スッキリぽ~ん。取っ手をケチって自作にしたので、ちょいとゴツイが。しかも近くに寄らなくても見えるほど、ガタガタの荒い作りだが、いいか。
カーテンよりずっとすっきり。
これで春を迎えよう!なんてね。



最近、この歳になって、きづいたことがあります。
東京時代のこと。
私を一人前にしてくれて、今の生活の基盤となるお金を稼がせてくれた町。
いろいろ思い出しては、「頑張ったなぁ、私」と、思ってきました。
でも、気づきました。
なんの後ろ盾も経験もない私を、一人前にしてくれた人たちがいたんだと。

東京に行ったとき、町に一緒に連れ出し友達を紹介しテレビ業界のなんたるかを教えてくれたUさん。
勤めて2年で神戸に帰ろうかと悩んでいたとき、拾ってくれたMさん。
雇ってくれて今の基盤を作ってくれて、しかも勝手に辞めるときも応援してくれた社長。
会社を辞めると聞いて、その日に家に押し掛けてきて「馬鹿!」と怒ったくせに1か月もしない間に自分も辞めて、後はずっと一緒に仕事をしたMさん。夜中まで仕事をして、真夜中の街で飲んで、ときどきはあなたの家でご飯を作り、そしてまた仕事して、企画書書いて、書いて、書いて。思えばど素人だった私にプロの仕事を教えてくれたのは、あなただった。あの日々の間に、私は一人前になったんだな、と思います。
ダンナも仕事をくれた。Hさんには企画書を死ぬほど書かされた。きびしかったなぁ。優しかったKさん、でも休みの日も欠かされたなぁ、企画書。
その誰一人かけても、きっと神戸に戻っていた。
あの人、あの人、あの人のおかげで、一人前になってお金が稼げるようになって、マンションまで買って、今、ここにこうして居られるんだなぁ。
涙が出た。
「無茶苦茶がんばったから、今の生活があるよの」などと自慢げに話していた自分が恥ずかしい。
やっと気付きました。
今、南の島でひとり、深々と頭を下げております。
ありがとうございました。

なんの区切りでもありませんが、改めてお礼を申し上げます。

ありがとうございました。



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  1. 2017/03/31(金) 09:14:55|
  2. ごはん
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海の誓い

後輩のカップルが1泊2日で来島しました。
「お、そろそろ結婚決まったか?」と思って待っていました。
那覇から朝一番で宮古島へ。あいにくの曇り時々雨。

「宮古島で婚姻届を出したいんです」
 え? なんと?!
早速市役所へ。休日窓口なんてわからずウロウロ…。やっと見つけて、手続きを。
01_20170322222042f80.jpg 
なんか、どきどきするわ。
窓口の警備員さんから「おめでとう」を言ってもらい、記念撮影しました。
おめでとう!
「出しちゃったね、届」「本当に紙1枚なんだ」と、二人。
私はなんか、胸いっぱい。
そうか、この二人は今、夫婦になったんだ。これからずっと二人で歩んでいくんだ。と思うと、涙がじわっ。
こんな遠くの宮古島まで届を出しに来てくれるなんて、もう、感激。

そんなことなら、もっとなんか、計画・企画するのに。あ~なんかしたい。してあげなくちゃ。
とりあえず、夕食にサプライズのケーキ。
02_20170322222044d1d.jpg 
居酒屋でケーキ入刀! 

この日は天気はあまり良くなかったけど、伊良部大橋、来間島、宮古馬にも会った。
06_201703222220516e2.jpg 
かわいい子馬。将来の安産を祈願して(まだ早いけど)、母馬をなでました。

わーわー喜ぶワンコ達のお腹もなでました。
04_20170322222048103.jpg
 
ご利益はないけどね。

翌日は晴れ。庭で朝ごはんを食べている間に、「う~ん、もっとなんかしたい」
03_20170322222046de4.jpg 、
ごそごそと探したら、私のウェディング・ベールがでてきました。よしっ!
「セレモニーしよう!」

家の前の海でやることにしました。
私は軍手に鎌。(だって、海までの道は草が茂っているんだもの)。
ダンナは花嫁に手をひかれて。足元に気をつけながら。
花嫁は、写真用にと白いワンピースを持ってきていたので、それを着て私の真珠のネックレスとベールと白手袋。
新郎は…うーん…宮古まもる君のTシャツじゃあぁなぁ…とりあえず、白いTシャツを貸しました。

海辺で向き合い、牧師役はダンナ。
足元はビーチサンダル。
でも
カメラマンの私も、泣いちゃいました。
自分の結婚式のときより、感動しました。

そのあと、誰もいないビーチへ行って、写真撮影。

おめでとう。
10_2017032222223434a.jpg 
宮古島の海で、二人は夫婦の誓いをたてました。

おめでとう。おめでとう。

もう、胸がいっぱいで、それしか言えません。

とってもキレイだったよ。
立派なホテルの結婚式も素敵だけど、きっと、一生わすれられない誓いになったと思う。
私も一生わすれられない。

美しい海に祝福された二人。
12_201703222222378b7.jpg 

夫婦になった二人。
家族になった二人。

幸せに。幸せに。宮古島の海の神様、二人を見守ってあげてください。
ずっと。
この二人、つないだ手は、もう離すことはありません。



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  1. 2017/03/22(水) 22:50:12|
  2. お祭り・イベント
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Author:クーヒメ
沖縄県宮古島市に2010年移住。
夫婦とワンコの楽園くらし。

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