クーの毎日

上橋菜穂子

6日の夕方、お友達が帰り、替わりに来るはずの台風は来ず。
といっても、風は強く雨はときどき降り込むし、窓を開けっ放しにはできず。むしむしするので昼間っからエアコン暮らし。
な~~んにもやる気がせず。
8日は最近移住してきたお友達とランチ~お茶をして1日を過ごし。
だらだら
だらだら…
今日も朝から、こんな空。
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こんな日は、本を読もう!
そう!っ!
ネットオフで買っていたのです。こんな日のために。

橋菜穂子さんの、「鹿の王」

1ページ1ページ、味わうように、大切に読みました。
だって、すぐに読み切っちゃうんだもの。もったいないんだもの。
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本屋大賞1位受賞。ファンタジーです。
STORY
鹿に乗る戦士、若い医師の二人がW主人公。黒狼に咬まれた囚人たちがかかる恐ろしい病気の謎を解明する戦い。山の民や平地の民、統治する王国と統治される小さな民との関係がからまっていく。

感想?
文句なし!これぞ!私が待ち望んでいた本よ!
たぶん、私が読んだ本の中で、一番好きです。しかも一番おもしろかったうちの1冊。話の展開にどこもダレたところがなく、最後の最後まで気を抜かせず、後味も良い。
最高の作品です。

上橋菜穂子さんの作品に最初に会ったのは、このシリーズ。
「獣の奏者」でした。
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宮古島のツタヤで売っていて、「本屋大賞受賞作家」ということで、平積みにされていたので買ってみました。
めっちゃ、面白かった。
STORY
水に住む闘蛇という生き物と、大空を舞う王獣という生き物の、飼育者として生きていく女性が主人公。
王国の争いの中で、巨大な闘蛇は戦力の象徴として育てられていた。王獣は巨大な鳥で権威の象徴として飼われていた。
「野にあるように育てたい」という彼女の想いが導く運命は、過去の大きな悲劇につながっていく。

この人は、蛇を育てたことがあるのか?!鷲を飼ったことがあるのか?!と思うほど、体温を感じるほどに生き物とのかかわりが描かれている。その過去の謎って何?!と読み進むうちに、これもまた、あっと言う間に読んじゃった。

こうなると、上橋菜穂子さんの作品は、もっと読みたくなる。

関空の本屋で見つけてしまって、全部買って帰りました。(ネットオフで買えばいいのに、待ち切れなかったの)

「精霊の守り人」他、守り人シリーズ10冊
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STORY
女用心棒バルサと皇子チャグムの物語。いろんな王国の神話や秘密、精霊の謎など。チャグムをめぐる危機をすくっていくバルサ。7つのストーリーの中で、少しずつ成長していくチャグム。

これだけあれば、読み応えもあるだろう。と気を抜いていたら、あっという間に読んじゃった。
面白すぎて困ってしまう。

上橋菜穂子さん、すごい!

いったい誰?この人?って思ってネットで調べたら、「国際アンデルセン賞」(児童文学や絵画に貢献した作家や画家に与えられる賞」を受賞した人で、アボリジニ研究の文化人類学者、とあった。
なーるほどなるほど。
そりゃぁ、私、はまるはずだわ。

私の最初の仕事は、国立民族学博物館で先生方のお手伝いでした。
梅棹忠夫先生が館長の、当時のみんぱくは、まさに文化人類学者が集まる夢の塔。
毎日がカルチャーショックで、毎日がおもしろすぎる話ばかり。今までの価値観は根底から変わりました。
話が長くなるので、それはさておき…。
博物館では、いろんな民族の暮らしを、衣服、道具、言葉、宗教、音楽…などなど細部を丁寧に積み重ねる研究がおこなわれていました。
上橋菜穂子さんの作品の底力は、そこにあります。(えらそうに書いちゃいました)

ヨーロッパでもない、アジアでもない、どこか昔の架空の王国。
しかし、まるで実際に見てきたような、世界のどこかに存在するような、リアルな世界観。
部族と部族の間には、その土地の自然環境にあった、文化の違いが、食べ物、衣服、民族性など詳細に描かれます。
完璧な文化のディテイルがファンタジーの世界観を確固たるものとしているのです。

文章は無駄なく簡潔で読みやすい。
ストーリー展開には、どこもダレやゆるみがなく、最後まで丁寧に盛り上がりを見せる。

完璧です。上橋菜穂子さん。
これはもう、児童文学とかの分野ではありませぬ。
最高のファンタジー作品でしょう!!!
おそらく世界のどこで訳されても、どの民族の人が読んでも、親しみを覚えると思います。

ぜひぜひ!読んでみてください。



ウチの児童文学の本棚。
20160710_083407.jpg 
はい。ハリーポッター、全巻買いました。
一番昔に夢中になったファンタジーは、「魔女とライオンと子供たち」ナルニア物語でした。
「そのなし森の話」も好きだったな。
ハリーポッターも、大人になってから、はまったファンタジーです。

実は、ロード・オブ・ザ・リングはあまり好きじゃない。男性向きのファンタジーだね。
モモや星の王子様は、説教くさくて嫌いだったけど、大人になって読むと、よく出来た説教だと思う。
宮崎駿さんの作品では、千と千尋が一番好き。

それらをはるかに超えて、上橋菜穂子がダントツに!好き。
上橋菜穂子さん、また、書いてくれないかなぁ。
それまで、もう一度、守り人シリーズを読み直すわ。

★ おまけ

ちなみに、大好きな宮部みゆきさんも、ファンタジーを書いています。
20160710_083457.jpg 
さすがに、これも面白かったですよ。




コメントいただくとうれしいです。一言コチラから

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  1. 2016/07/10(日) 10:55:03|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

kumamaさんはファンタジー小説がお好きなんですね。単なる空想話でなく、事実に基づいた
知識がお話の背景にあるから迫力が出てくるのでしょうか。

私も本はよく読みました。
今は釈迦の解説本に偏っています。
なかなか、人間や人生の本質を
突いて面白いです。

炎天の昼間は寝っ転がって
読書をするのも楽しみの一つで・・・おっと
その時間はシュノーケリングでしたね。
失礼しました!!






  1. 2016/07/13(水) 08:00:39 |
  2. URL |
  3. kura #IWvj7qqM
  4. [ 編集 ]

kuraさん。

波がおさまらず、海に入れません。
ダラダラと本ばかり読んでおります。
  1. 2016/07/13(水) 19:56:50 |
  2. URL |
  3. kumama #-
  4. [ 編集 ]

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沖縄県宮古島市に2010年移住。
夫婦とワンコの楽園くらし。

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