クーの毎日

とりとめもないこと

22、23、24日の3日間、海に入って以来、またボンヤリと、なんとなく日々を過ごしています。



少しずつ台風の影響が出てくる中、海で遊びました。
22日は友達を誘って、二人で。
不注意で肩に擦り傷をおってしまいました。
白化したサンゴは悲しい景色だったけど、すりむいた肩はヒリヒリしたけど、気持ちよかった。

23日はお友達の家族と一緒に。
台風の影響で、うねりも少し強くなっていて、潮の流れもありました。
それでもみんな元気。
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ほんと、よく泳ぐ家族。よく泳ぎ、よく話す。楽しい家族!

翌24日は、「パンプキンに行くけど?」「おー。行く行く。」
保良(ボラ)の鍾乳洞、通称パンプキン。海からシュノーケルで入ります。
初めてなので、ちょっとドキドキです。
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この崖の下。すでにたくさんの、本当にたくさんのカヌーが停まっていました。
ツアーの人たちがぞくぞくと穴に入っていきます。
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大きな鍾乳石。
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足元は美しい緑。地下水が流れ込んでいて、冷たい。
一緒に行ったみなさん、本当に楽しかったわ。ありがとうございました。
来年も、ぜったい一緒に遊んでね。楽しみにしています。

台風の影響で波が高くなったり、サンゴの白化で、少し、海が遠くなってきた感じがします。
それでも一週間もたってないのね。
やっぱり、海に入りたいと思う。透明な海に浮かんでいるだけでもいいかも。



海に入らない日は、なんとなく日々が過ぎていきます。
とりとめもなく、思いついたことなど。

★ ウチごはん ★

ご飯つくるの、めんどくさい。といっても、外で食べるのは高いしなぁ。
簡単でもいいからウチで作る。

フォー
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ドンキホーテでみつけた、インスタント・フォー。出汁やチリソースがついています。
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牛肉はスープでさっと。パクチーたっぷり。トマトを入れてさっぱりと。
レモンをたっぷりと絞って、付属のチリソースも加えて。なかなか美味しかったです。

夏の和食
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頂いたイワシの丸干し。うんまいうんまい。脂ののったイワシが一番!贅沢な味です。
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オクラとトマトの冷たい煮物。
薄めの出汁で、さっと煮てそのまま漬けておきます。食べるときに氷とミョウガを入れて頂きます。
薄めの出汁なので、出汁もおつゆのように飲みます。
味付けはお醤油とみりん。

ぬか漬けも続けています。胡瓜ばっかりだけど。
後は中華料理になっちゃいます。餃子、ひき肉入りのトマトの中華風卵とじ、エンサイ(空心菜)のオイスターソース炒め…。
簡単で食欲がでるもの。
なかなか、むずかしいわ。
あ~美味しいけど、めんどくさい。

★ 空き地 ★

ウチの家の前には、「地域の土地」といわれている、共同名義の土地があります。
市の公園でもなく、この地域の人たち40名以上の名義の共同の土地です。

先日の朝、その土地に、大きなトラックが伐採ゴミをどっさりと捨てていきました。さすがに市役所の環境課に連絡しました。
さっそく市役所の人が来てくれて、ちょうどゴミを捨てに来たトラックの会社の社長と話してくれました。
「町会長に許可をもらっている」とのこと。「ちょっと仮置きするだけ」とのこと。
ふ~~ん。
みんな、そう言うのよねぇ。

土地はホッタラカシにすると、草ボーボーの荒地になります。でも誰がやるのよ?大変なのよ。
「なんとなく」のゆる~い所有、ゆる~い管理。
なんとなくのルールを守ることが大切なのね。考えさせられるわ。

ちなみに、ウチの前の細い道路も「里道」といって、所有者がない公道。市の管理のものでもありません。
だから管理もしない。けど、みんなのもの。
ちなみに、今は隣の家の車が半年以上、置きっぱなしになってます。
これはイカンやろ、と思ってます。

★ チャーくん ★

またチャーが夜中に鳴いた。
クンクンがキュンキュンになり、キュィーンキュィーンと大きく鳴くように。
寝室の扉に立って、こちらを覗き込んでは、鳴く。
「しょうがない、今晩だけだよ」と、寝室スペースに入れてやる。
私のベッドに飛び込んでくる。
暑いのに、ピットシとひっつく。
おかしいねぇ、雷なんてなってないのに。
まあ、たまには可愛いから許すわ。
怖がりチャーくん。



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  1. 2016/08/28(日) 22:47:29|
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サンゴが死んでいく

宮古島のサンゴを愛してくださっている友達のみなさん。
悲しいお知らせです。

しばらくぶりに海にはいって驚きました。
サンゴの白化が一気に進んでいます。
枝サンゴもテーブルサンゴもほぼ半分以上が白、またはシャーベット色のような薄い水色やピンクや黄色に変わっています。
7月末に潜ったときと比べると、まるで別の海のようです。
台風が来ないため、海の温度がどんどん上昇しているためだと思われます。
この美しいサンゴの森が見られるのは、もう、今年だけかもしれません。
白化の範囲は広く、オニヒトデの害の時のような、「ビーチを選べば」という状況ではありません。
おそらく南西諸島、沖縄全体の海に広がっているのではないでしょうか。
石垣と西表の間の最大のサンゴも白化したと聞きました。

サンゴが死ぬと藻が繁殖し、徐々に崩れて岩や石になっていきます。
ぜひ、少しでも多くのサンゴが生き残ってほしい、と祈るばかりです。

地球のこと。
責める相手も無し。
ただ、空を見て、ため息をつくのみ。

来年、海に入る勇気はあるんだろうか…。
シュノーケル部の友達が、「来年はガーデニングかな」と一言。
うーん。
海に入らないなんて…。



海の中の変化をよそに、地上での暮らしは台風がないため、平穏に続いています。
激しい雨と炎天が交互にくる毎日。
庭の雑草がまた、元気よくなってきました。
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甥っ子くん。キミが刈ってくれてから、まだ3週間。もう、こんなになってしまったよ。
島の庭手入れは面倒くさいのだ。
雑草が生えると、水を含んでワンコ達がびしょびしょになる。しかものびた草を食う。刈らねば…。
よしっ!
(3週間に一度、この「よしっ!」が必要になります。)
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ワンコ達の運動場復活です。



どんな時も、ついつい、海のことを考えてしまいます。さびしいなぁ。でも自然のことだから、どうしようもないな。
悔しがったり、悲しんだりせずに、そのままの海に潜るしかないなぁ。
きっと、慣れると。
透明度さえ良ければ、それでも楽しいはず、と。
それでも他の海よりは、ずっと美しい海であるはずだ、と。



午後、2階のベランダで風に吹かれるのが、ちょっとした楽しみになっています。
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三線を持ってきて、ここで弾く。
宮部みゆきの小説をもってきて、寝転がって読む。
ダイも来る。嬉しそうに来る。
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風に吹かれると、涼しくて気持ち良くて、寝てしまう。おいおい、三線はどうした?



そう。海に入るだけじゃなかったはず。
すっかり嫌になっている、畑だってあったはず。
犬たちと遠浅の海で遊んだっていいはず。
三線を真剣にやってみてもいいかな。
バランスをとって、いろいろ楽しめるはず。
あ~でも、あのシュノーケルは違うのよね。全然、違うのよね。あのサンゴの森…!!!



まったりとした時間を送りながら、少しずつ、自分を納得させようとしています。
今年はあと2カ月、楽しませてもらって、とにかくは来年。

何をしても、サンゴのことが悲しく頭に浮かぶ毎日です。


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  1. 2016/08/20(土) 10:09:43|
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この8日間もろもろ

この8日間の、もろもろ。

★ 民謡コンクール 最高賞 受賞! ★

7日、宮古民謡協会主催の、宮古民謡コンクールに参加しました。
民謡協会に所属する先生に三線を習っている人達が受験するコンクールです。
2年前、新人賞、去年は優秀賞、そして今年はとうとう最高賞に挑戦しました。

今年、最高賞に挑戦したのは10人。去年は半分も合格しませんでした。今年は…?
1年間、ず~~~っと練習して、ここ3カ月はこの曲ばかり毎日、練習しました。車の中ではいつも録音した三線の伴奏にあわせて、大声で歌っていました。
私なりに、かなり練習して声もでるようになりました。今の自分の実力では、せいいっぱい。
合格したい…合格したいっ!合格した~~~い!

朝から会場へ入り、リハーサルをして着物に着替えて、午後にやっと出番が。
3分。
この3分のためにがんばったの!

そして、合格しました~~~!!嬉しいです。やりました。
先生のおかげです。本当に。

次の目標は3年後の「教師」試験。それまで、たくさんレパートリーを増やして、もっと上達します。
ありがとうございました!

★ 海のごちそう ★

お客様が来て、外食が続きました。
ウチご飯は手抜きばかり。胃がちょっと重くて…。
でも、やっぱりうちご飯が一番!
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広島のお友達から頂いた、アジの開き。う~~~ん、魚ってこんなに美味しいものだったのね~~。
マンゴーのお返しだって。嬉しいわ。
冷凍庫にいっぱいお魚があります。心が豊かになっちゃうわ。
そして、もうひとつ。こちらもマンゴーのお返し。
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ななぅあんと!福井のウニ。越前雲丹といって、ウニを塩漬けにして熟成したもの。
知っている人にはたまらない、超がつくごちそう。
子供のころから、大好きだった。
この雲丹を熱いご飯に入れると、トロリととけて…最高です。

瀬戸内と日本海のごちそう。
ありがとうございます!!!

★ スマホ立て ★

とうとうカーナビが壊れました。
でも、私はあわてません。だって最近はスマホがあるから。
で、こんなものを作ってみました。
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車内スマホ立て。
カーナビの台を再利用。廃材で作ったので、タダ。
便利だわ~。カーナビだけじゃなく、録音した三線伴奏もばっちり流れるし、電話がかかってきたら、スピーカーにして話せます。
よしよし。便利。


とりあえず、まだ海は荒れてるし、ちょっと疲れたし。
三線コンクールは終わったし。
しばらくはゴロゴロとします。
この前作った、ベランダのベッド、けっこうお気に入りで午後、ダイと一緒に昼寝してます。
 



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  1. 2016/08/09(火) 20:29:28|
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上橋菜穂子

6日の夕方、お友達が帰り、替わりに来るはずの台風は来ず。
といっても、風は強く雨はときどき降り込むし、窓を開けっ放しにはできず。むしむしするので昼間っからエアコン暮らし。
な~~んにもやる気がせず。
8日は最近移住してきたお友達とランチ~お茶をして1日を過ごし。
だらだら
だらだら…
今日も朝から、こんな空。
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こんな日は、本を読もう!
そう!っ!
ネットオフで買っていたのです。こんな日のために。

橋菜穂子さんの、「鹿の王」

1ページ1ページ、味わうように、大切に読みました。
だって、すぐに読み切っちゃうんだもの。もったいないんだもの。
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本屋大賞1位受賞。ファンタジーです。
STORY
鹿に乗る戦士、若い医師の二人がW主人公。黒狼に咬まれた囚人たちがかかる恐ろしい病気の謎を解明する戦い。山の民や平地の民、統治する王国と統治される小さな民との関係がからまっていく。

感想?
文句なし!これぞ!私が待ち望んでいた本よ!
たぶん、私が読んだ本の中で、一番好きです。しかも一番おもしろかったうちの1冊。話の展開にどこもダレたところがなく、最後の最後まで気を抜かせず、後味も良い。
最高の作品です。

上橋菜穂子さんの作品に最初に会ったのは、このシリーズ。
「獣の奏者」でした。
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宮古島のツタヤで売っていて、「本屋大賞受賞作家」ということで、平積みにされていたので買ってみました。
めっちゃ、面白かった。
STORY
水に住む闘蛇という生き物と、大空を舞う王獣という生き物の、飼育者として生きていく女性が主人公。
王国の争いの中で、巨大な闘蛇は戦力の象徴として育てられていた。王獣は巨大な鳥で権威の象徴として飼われていた。
「野にあるように育てたい」という彼女の想いが導く運命は、過去の大きな悲劇につながっていく。

この人は、蛇を育てたことがあるのか?!鷲を飼ったことがあるのか?!と思うほど、体温を感じるほどに生き物とのかかわりが描かれている。その過去の謎って何?!と読み進むうちに、これもまた、あっと言う間に読んじゃった。

こうなると、上橋菜穂子さんの作品は、もっと読みたくなる。

関空の本屋で見つけてしまって、全部買って帰りました。(ネットオフで買えばいいのに、待ち切れなかったの)

「精霊の守り人」他、守り人シリーズ10冊
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STORY
女用心棒バルサと皇子チャグムの物語。いろんな王国の神話や秘密、精霊の謎など。チャグムをめぐる危機をすくっていくバルサ。7つのストーリーの中で、少しずつ成長していくチャグム。

これだけあれば、読み応えもあるだろう。と気を抜いていたら、あっという間に読んじゃった。
面白すぎて困ってしまう。

上橋菜穂子さん、すごい!

いったい誰?この人?って思ってネットで調べたら、「国際アンデルセン賞」(児童文学や絵画に貢献した作家や画家に与えられる賞」を受賞した人で、アボリジニ研究の文化人類学者、とあった。
なーるほどなるほど。
そりゃぁ、私、はまるはずだわ。

私の最初の仕事は、国立民族学博物館で先生方のお手伝いでした。
梅棹忠夫先生が館長の、当時のみんぱくは、まさに文化人類学者が集まる夢の塔。
毎日がカルチャーショックで、毎日がおもしろすぎる話ばかり。今までの価値観は根底から変わりました。
話が長くなるので、それはさておき…。
博物館では、いろんな民族の暮らしを、衣服、道具、言葉、宗教、音楽…などなど細部を丁寧に積み重ねる研究がおこなわれていました。
上橋菜穂子さんの作品の底力は、そこにあります。(えらそうに書いちゃいました)

ヨーロッパでもない、アジアでもない、どこか昔の架空の王国。
しかし、まるで実際に見てきたような、世界のどこかに存在するような、リアルな世界観。
部族と部族の間には、その土地の自然環境にあった、文化の違いが、食べ物、衣服、民族性など詳細に描かれます。
完璧な文化のディテイルがファンタジーの世界観を確固たるものとしているのです。

文章は無駄なく簡潔で読みやすい。
ストーリー展開には、どこもダレやゆるみがなく、最後まで丁寧に盛り上がりを見せる。

完璧です。上橋菜穂子さん。
これはもう、児童文学とかの分野ではありませぬ。
最高のファンタジー作品でしょう!!!
おそらく世界のどこで訳されても、どの民族の人が読んでも、親しみを覚えると思います。

ぜひぜひ!読んでみてください。



ウチの児童文学の本棚。
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はい。ハリーポッター、全巻買いました。
一番昔に夢中になったファンタジーは、「魔女とライオンと子供たち」ナルニア物語でした。
「そのなし森の話」も好きだったな。
ハリーポッターも、大人になってから、はまったファンタジーです。

実は、ロード・オブ・ザ・リングはあまり好きじゃない。男性向きのファンタジーだね。
モモや星の王子様は、説教くさくて嫌いだったけど、大人になって読むと、よく出来た説教だと思う。
宮崎駿さんの作品では、千と千尋が一番好き。

それらをはるかに超えて、上橋菜穂子がダントツに!好き。
上橋菜穂子さん、また、書いてくれないかなぁ。
それまで、もう一度、守り人シリーズを読み直すわ。

★ おまけ

ちなみに、大好きな宮部みゆきさんも、ファンタジーを書いています。
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さすがに、これも面白かったですよ。




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  1. 2016/07/10(日) 10:55:03|
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ご報告 パーキンソン

ダンナの病気のご報告をします。
写真はなく、しかも結構長いので、興味のある方のみ、お読みください。

ダンナは2年半ほど前、はじめて「パーキンソン病」の診断を受けました。
まずパーキンソン病について、私が知った基本知識を。

■パーキンソン氏病: 脳の黒質という部分からドーパミン(行動命令物質)が出なくなる。そのため体の動きに障害が出る。
なぜ発症するのかの原因は不明で、進行性の病気で、治療は症状を緩和する対処療法しかない。原因不明なため、進行を遅らせたり予防したりする薬はない。

■パーキンソン症候群: パーキンソン氏病とほぼ同じ症状だが、黒質が原因ではない。
パーキンソン氏病ならば、ドーパミンを補足すれば症状が改善するのですが、症候群にはいろんな原因があって、お薬も違えば、中には脳梗塞に近いものもあるらしい


今回の来院の目的は、2つ。
1. 残り一つの検査を受ける。
2. 投薬治療開始の相談

パーキンソン氏病か症候群かを判断する検査

多くの場合、パーキンソンの診断は、その症状から判断します。疑わしい症状で脳の写真に異常がなければ、投薬をしてみて、効けばパーキンソン病。効きが悪ければ症候群。ガンや成人病のような明確な検査結果には出ないのです。
しかし、なかには、ダンナが行ったS病院のように、あらゆる面から検査をして確率の高い診断をしてくれる専門病院もあります。

昨年度、10日間におよぶあらゆる検査を受け、ひとつだけ残った検査を今回、受けました。
結果
「たぶんパーキンソン氏病だけれど、症候群のうたがいもないとはいえない」
あ~~曖昧だ。
まあ、20年の経験を持つ専門医がこれだけの検査をした結果なので、これが限界なんでしょう。
たったひとつドーパミンを投薬しても、いまひとつ脳の反応が薄い、つまり、そんなには効いていないらしい。

投薬治療

投薬治療の最初の処方は、経験のある専門医、それも考え方に共感できる先生と思っていました。

私の考え方: 日常生活に支障がでない程度に改善する最低量の投薬。
人によって、日常生活は違います。仕事をしている人、活発にいろんな事をしたい人、細かい作業がどうしても必要な人…。
ウチのダンナはご存じのように、仕事もしてないし、細かい作業といったらご飯を食べるぐらいです。(ごめんダンナ(笑))
なので、それに必要な体の動きがあればいい。

脳の薬は怖いと思っています。
ウツ病の薬を飲んで意識が無くなった人、精神安定のためのお薬を飲んで反応の失くしてしまった人…知り合いの身内の方の話です。
ましてや、症状だけでしか判断せず、量も種類も「試してみる」ことしかできない、パーキンソン病の場合、医師の投薬治療の経験と方針は大きく結果を左右するでしょう。

今回、私の考え方も話し、先生と相談して「最低限」の処方を書いていただきました。
今、最低限の投薬治療を始めています。

今までの症状と改善状況


で、どうなの?
ですよね。

最初の気づきは、友達に言われた「スローですよね」の一言。話をしてもうなずくばかりで、無表情でぼーっと椅子に座っている。何かを頼んでも、やる気がないようにチョコチョコ手を動かす、犬を抱っこすると落とす。そんなダンナにイライラしていました。
「もしかして脳梗塞?」と思い、脳のCTやMRIを受けに島の病院に。そこで「パーキンソン」と言われました。それが2年半前。

徐々に手の震えが始まり、できないことが増えていきました。床に座ると立ち上がれなくなったり、はさみが使えなくなったり。
表情も相変わらず少なく、言葉も少なく。
ある時、短パンを履くのに、10分近くかかっているダンナを見て、胸が痛くなりました。
暗い気持ちでした。

それでも投薬治療はせず、インターネットで見たムクナ豆(天然で唯一L-ドパを含む食品)のサプリと、ハリ治療とストレッチだけで過ごしました。
ムクナ豆も確かに効きました。少しですが、椅子がひけるようになったり、表情が変わったりしました。
ハリ治療は、すごく効きました!
ネットで見た治療法をプリントアウトして、島の鍼灸治療院に行き、相談したのです。
頭部への鍼です。
1回目、終わって出てきたら、いきなり笑顔で「気持ちよかった~」と言ってビックリしました。それから週2回通っています。
鍼灸を始めてから、表情と言葉はどんどんと活発になり、今では昔と同じぐらいに回復しています。まったく普通です。
動きも少し良くなりました。洋服の着替えに10分もかかることはなくなりました。
パーキンソンの方、ぜひ、頭部鍼治療を試してみてください。気持ちいいし副作用もありません。

投薬を始めて、さらに少し改善したような気がします。鍼治療ほどではありませんが。
椅子の立ち座りが少し早くなりました。つまづきも減ったように思います。


思ったこと

私たちを支えてくれたのは、パーキンソン病患者をお身内を持つ、同級生でした。
心の支え、的確なアドバイス、病院の紹介。ほんとうに頼りになりました。
同級生がいなければ、今のこの安定した現状はなかったと思います。
心から感謝しています。本当にありがとう。

口が悪くて優しい友達にも感謝。
「病気のせいでね、不器用になっちゃってね」(私)…「え、昔から不器用じゃん」
「言葉も出にくくなったみたいなの」(私)…「え、昔から、あ、とかう、とかしか言わないじゃん」
?じゃあ、あの頃から発症してたのかなぁ(笑)
笑いにかえてくれて、ずいぶん気がまぎれました。優しい冗談ありがとう。

他にも、座敷で宴会をしたときは、低い椅子を用意してくれたり、手助けしてくれたり。なにより一緒に遊んでくれたり。
周りの人の支えがなければ、二人で落ち込むとこでした。


人はいつか老います。
老いれば病気になります。
車と同じです。
全体に弱っていくのではなく、エンジンは良くてもタイヤがだめになったり、ときにはコンピューターがダメになったりします。
あちこち、その人、その人で弱っていく部分も時期も違います。

人にはそれぞれの老い方がある。
それはその人の生き方、個性だと思います。

ダンナの病気は、ダンナらしい老い方なのかな、と考えるようになりました。
それでも幸せに毎日をおくれていることが、一番たいせつなことだと心から思います。
病気になったからといって、何がなんでも治さなくちゃいけない。
弱ったからといって、がんばって強いころにもどさなきゃいけない。とは、思いません。
適度な治療、少しの頑張りでいいのではないでしょうか。

ダンナは週2回、プールに通ってウォーキングなんかのレッスンを受け、週1回シャンソンに通い、犬の世話をし、本を読み、晩御飯の片付けをし、時には料理も作ってくれます。

毎日、な~~んの問題もありません。
「パーキンソン?それがどーした?!」

何年かたてば、また、病気は進行してできないことが増えていくでしょう。
そのときには、それで少しでも快適に暮らせるよう、考えます。できる範囲で。
ずっと家に居て、ワンコと海を見ながらすごすのがいいと思っています。



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  1. 2016/06/23(木) 09:14:42|
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Author:クーヒメ
沖縄県宮古島市に2010年移住。
夫婦とワンコの楽園くらし。

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